Risorgimento!祖国再興　編集長後記「フトヤセ」

今朝方針谷議長から、見沢知廉先輩が昨夕亡くなったと電話があった。情報が錯綜しているようで、横山書記長と大熊さん、各方面へ確認の電話。間違いないらしい。母に電話。絶句していた。僕が名古屋刑務所で不当な弾圧を受けていた時、見沢さんが応援してくれた関係で、母も何回か会っていたからだ。昼過ぎにヤフーニュースに訃報が載り、友人知人から驚きのメールや電話が入った。

先月23日の木馬亭でのイベントに出てもらう為に電話で話したり、当日会場から電話したりと、電話でのやり取りはしていたが、実際に顔を合わせたのは何時ごろだったのか定かではない。8月29日の夜、何時になく沈んだ感じの電話があった。気になったので、針谷議長と横山書記長にも相談し、「貴方は作家なんだから執筆しなくては駄目だ」と強い調子で言ったら、判ってくれたようだった。一昨日にまた電話があり、先日は体調が悪かったので変な事を言って申し訳ない、と以前よりは元気な口振りで言ってくれたので一先ず安心していた。

昨日の夕焼けは本当に綺麗だった。あんな綺麗な夕焼けは久しぶりだった。駅に向かう途中で、何人もの人がデジカメで撮影してたくらいだ。あんな綺麗な夕焼けを見れば、僕でも死にたくなる。でもさ、まだやらなくてはならない事が残ってたんぢやあないの。獄中12年闘争から奇跡の生還をしたんぢやないの。娑婆で生きるのはそんなに大変だったですか。
貴方は僕を助けようと努力してくれたけど、僕は貴方の力にはなれなかった。
すいません。